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執筆者の写真よっしゃこい 福井大学

仲間を想う




 はじめまして!福井大学よっしゃこい21代目のこんぶおかかしゃけじゃけぇこと大月華子です。役職は振り班と総踊り班で、班長もしていませんし、作成にも所属していません。大勢の前に立ち、何かを発信する存在でもありません。そんな私にも皆のためにできることを見つけました。

 ここでは、比較的大きな責任や役職を担っていないかつよっしゃこいという大人数のサークルに所属している私の役割について書こうと思います。




 私はよっしゃこいに入ったときからずっと続けていることがあります。それは、


特殊パートのオーディションを受け続けること”


です。特殊パートはストーリーの変化に影響する場面で踊る主人公的な存在で、オーディションを行って選別されます。なので求められる振りの精度やハードルも高いです。

初めは、踊ることが好きだったことや衣装も振りも綺麗でやってみたいなと興味本位で挑戦し、うまく踊れるようになるためだけに練習をしていました。しかし、その考えは次第によっしゃこいのために上手くなりたいと思うようになりました。なぜなら、作成に携わってくれた仲間への感謝の気持ちを考えるようになったからです。


きっかけは、同期が新年度演舞作成をしているときでした。演舞やよっしゃこいについてを考え、意見し、本気で取り組むみんなを見て演舞が踊れることは当たり前ではない事に気づかされました。私は今まで作成について深く考えたことはありませんでしたが、



「この環境下で受け身のままはいやだ。作成に込められた想いを仲間へ同じ熱量で返したい!」



と思い、作成に入っていない身として何か恩返しがしたいという感情になりました。もちろん作成のみんなに言葉で伝えることは重要ですが、演舞に込められた想いを理解し一生懸命にそして大切に踊ることで感謝の想いを伝えることのほうがより重要ではないかと考えました。この考えから私の演舞に対する思いは、


〈自分のために踊る〉から〈仲間に向けて踊る〉


へと変わったのです。


私が特殊パートを踊るときに心がけていることは、「らしさ」を作ることです。振り、衣装、大道具などが揃っていても、踊り子がなりきっていないと演舞は完成することができないと思います。この想いを持ってから、さらに曲を聴いて振りや衣装を見て表情を作ることや、衣装や手先や手首の使い方に気を遣うようになりました。また作成陣にらしさとは何かを聞くことで特殊パートの理解を深めることができると思っています、、!!


今後残された演舞披露の機会を大切に、仲間を想いながら最後の最後までよっしゃ人生を駆け抜けていきたいです。






最後まで読んでいただきありがとうございました。






福井大学よっしゃこい

21代目振り班

大月華子

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